落合護先生2017/02/14 23:22

富士山とスカイツリー

昨日の通夜に出席した。
妻の恩師であるが、仕事上も個人的にもお世話になった方であった。
ずいぶんと大きな器の人だという印象をもっていたが、数年前に義母の葬儀に出席していただいたときには、身体的には痩せていたのが記憶に残る。
「先生」と呼べる数少ない人物の一人だった。
敵も味方もそれぞれ多かった人生を歩まれたことと思う。そして筋を通した生き方だったように、わたしには思えた。
中学時代に、落合先生に触れることができたなら、私の人生も大きく変わっていたに違いない。
ここ数年、親しくしていただいた大切な人たちが亡くなり、喪服を着る機会がずいぶんと増えた。
葬儀場から帰る順路で、ドアのガラス越しに見えた落合先生の遺影に、深く頭を下げた。